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9月 高学年例会 『The Wish List (ウィッシュリスト)』報告

むすび座さんの人形舞台劇で、アイルランドの児童文学作家のEoin Colfer(オーエン・コルファー)原作 『The Wish List 』を観てきました。 

生きる希望を見い出せないまま命を失った孤独な不良少女メグと、夢を無くし心臓の病気を持ち余命半年の偏屈な老人ラウリー。 
14歳と70歳の2人が出会い、衝突しながらも次第に心を通わせ合い、いつしか良き「相棒」になっていきます。
メグは天国へ行く為に、ラウリーは今までの人生でやり残した「ウィッシュ(願い)リスト」を叶える為に。

この物語の中では2人を取り巻く人々の犯した過ちについて触れていて「願う」以外に、「許す」ことも、もう1つの大きなテーマになっているように思いました。
 
 人形劇と言ってもその操り方、動き、迫力ある音楽や布づかいなど、舞台の細部まで丁寧な演出。
 

度々出てくるバスの運転手は人形ではなくそのままの人だったり、操り手は何も被らず素の顔で人形達の後ろで操っているけれど、目まぐるしく変わる操り手の豊かな表情と声がそれぞれの人形の中に入り込んで、少しも違和感がなかったのはさすがむすび座さんでした。
それぞれに命が吹き込まれていましたね。

互いを理解し向き合うこと、
時に「許し」は憎しみからの解放であり、救われること、
限りある人生、
生と死・・・
 

終演後の挨拶でなんとその日がウィッシュリストの最終公演と、むすび座さん。
示唆に富んだ物語で世代を超えて楽しめる舞台をありがとうございました!


みなさんからの感想をご紹介します。

・あの後の爺さんの行方が気になる。
・楽しかった!
・改めて生命の素晴らしさを感じた、自分も楽しく過ごしたい。
・人形が操ってるように見えないほど自然な動きをしてました。
・バスの場面や自分たちの客席が劇のテレビの観覧席になって拍手したところが面白かった。観てよかった。
(小学5年生 男女) 


・運転手さんの肩に乗っかるとか、宙を舞うといった人形劇ならではの動きが楽しかったです。
人形は顔の表情を変えないのに、体の動きや声だけでここまで心情を表現するのは凄いなと思いながら観ました。
いじめなど、リアルでは見たくない場面が、小さな人形で表現されてたので、向き合いやすかったです。
大型の人形を2~3人で動かしていたり、全く違うキャラクターを演じ分けていて、とても5人で演じてるとは思えなかったです。
とても息が合っていたし、舞台の模様替えも無駄がない動きにも感心してしまいました。
明らかに存在しているのに、存在感を感じさせない演者さんたち。リアルの演技以上に難しいのだろうなぁと思います。
随所で、さすが、むすび座!と感じました。
最終公演だったのが残念なくらいでしたが、また新作を楽しみにしています。
(高校生 母)   


・終わった時に「最近の中で一番よかった。感動で涙がでちゃった!」という友だちの言葉に、私は体調もいまいちでそこまで入り込めなくて残念だったなと思ったのですが、1日たってじんわりと「いい作品だったな」と感じました。
(小学生 母)

みなさんご協力ありがとうございました*


余談になりますが、思わず調べた「モハーの断崖」
写真を見ただけで足がすくみそうになるほどの大迫力の崖・・・
こんな崖のてっぺんで、ラウリーは唾を・・と思い出したら、可笑しかったです。


 
ak@別中
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高学年9月例会親子

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